こんな人におすすめ
- PMACについての理解を深めたい人
- PMACの計装配線について学びたい人
今回勉強するのはPMACについてです。
私の体感では他の機械と比べると現場で出てくることが少ない機器となりますが。。

この現場ではなぜPMACが選ばれているのかなぁ?
ふと、私自身が気になったので、今回はPMACについて調べることにしました。
- 配線は何が必要なの?
- PMACって他の熱源機器と何がメリットとデメリットを簡単に知りたい
今回の記事を読むことで、PMACへの理解を深めて現場で困らないように一緒に勉強していきましょう。
では、本題に入ります。
PMACってなに?使用目的は?他の機械と比較した メリット・デメリットは?
PMACとはなんなのでしょうか?会社のホームページの言葉を引用させていただくと
「室外機」と「室内機」を一体化したユニットを用いた省施工で快適な空気熱源個別空調システムです。
引用元:ASPACについて – 日本ピーマック株式会社
従来あった室外機の設置や冷媒配管の施工が不要となり、屋上(屋外)の重量負担を無くすことができます。
つまりどういうことなの?という方の為にわかりやすく解説していきます。
PACなどのエアコンは皆さんご存じですよね?
オフィスビルなどではビル用マルチエアコンは当然室外機が必要となり、家庭用エアコンと比べて屋上などのスペースに大幅なスペースがいるようになりますね。


つまり、メーカーが言うところのメリットとしては
- 上記画像のような室外機を置く為のスペースを確保せずに空調機能を思った機械を設置できる
- 室外機がなくなることによって、内機・外機間を渡らせている冷媒配管が不要になる
- 室内機・室外機の通信の渡り配線が不要になる



たしかに、室外機が不要になることで上記メリットが出てくることは理解できるが、冷媒もないのにどうやって部屋を暖めたり冷やしたりできるの?
みなさんが疑問に思うところはここではないでしょうか?
温度を調整させるために何を使用しているのか?
そもそも温度を調整する為に外調機や空調機であれば『チラー』と呼ばれる熱源機器。
PACに関しては冷媒管内の冷媒を圧縮させることで温度を作り出していたはずです。




では、PMACではどのような熱源機器が必要なとなるのでしょうか?
PMACのシステムについて解説
引用元:ASPACについて – 日本ピーマック株式会社
PMACは室外機がいらない代わりに冷却塔(クーリングタワー)の設置が必要になります。
※冷却塔(クーリングタワー)とは名前の通り温水を冷却水にするための物になります。
そして、冷却塔からPMAC本体までの、冷却水用の配管を結ぶことで、その水に風を当てて部屋を冷やしています。
風を当てて冷やすのは外調機や空調機などと同じ役割ですね
チラーで使用する冷水とPMACで使用する冷却水は何が違うの?
前置きですが、私が色々調べた中でしっくりくる内容を今回か書かせていただきますが、冷水と冷却水の違いは『冷やすか』『冷えたか』の違い。これだと思いました。



ん~イマイチ差がわからない。
もう少し詳しく教えてよ。
例)お湯を冷水と冷却水にする方法
- 冷水はお湯を冷蔵庫に入れる。
- 冷蔵庫に入れることで、外気などの温度よりももっと冷たい状態まで冷やす状態
- 冷却水はお湯を部屋に置いておく。
- 部屋に置いておくことで、お湯は冷えますが、(外)気温と変わらない温度までは冷える状態
冷却水はあくまでも、高温のお湯を常温まで冷やすための物であって、そこから冷やすことで冷水になるということです。
その常温まで下がった温度の冷却水を機器本体内部の圧縮機によって温めたり、膨張弁によって冷やしたりすることで温度調節をしているということです。
ということで、話を少しまとめるとPMACの機械では、チラーや室外機など大型の装置を設置する必要がない為、屋外スペースがあまりない建物でも設置することができるのが最大のメリット、だが、その代わりに冷却塔と呼ばれるお湯を一時的に冷ますためのタンクを取り付ける必要が出てくる。
冷水のように『冷やす』必要がない為、コスト的にも良いことが言える。
ただし、デメリットとしては天井内にかなりのスペースを要する。
ASPACについて – 日本ピーマック株式会社
上記画像を見てもらうとわかるように、チラー+空調機は基本的には屋外や機械室に機械は設置されてダクトのみを天井内に収めればよいが、PMACに関しては、すべて(冷水・温水を作り出すこと+その配管に風を当てること)をPMAC本体でやっているため、かなりの天井内のスペース確保が必要だと言える。
天井内にはほかにも他社設備さんの機械や配管・ラックなどがたくさんある。
その中でこの機械を複数台取り付けるのがそもそも困難な場合がある。
冷却水から圧縮器のPMACは冷水や温水を作って送るチラー+空調機よりも、温度調整の精度が低くなる。
また、冷却塔側での作業も当然発生する。※今回はPMACについてなので省略します。
PMACに必要な計装工事配線は?
では、PMACについてある程度の知識を得たところで早速計装工事ではなにをするのかを解説していきます。
PMACで出てくる主に必要な工事
- 本体の電源(電気工事)
- 集中配線(計装工事)
- リモコン配線(計装工事)
- バルブの配線工事(計装工事)
また、今回は冷却塔の解説ではないので省略しますが、当然冷却塔側での作業も発生します。
PACとの作業内容の違いは大きく2つ
- PMACは冷却水配管が付いているため、バルブは必要になります。
- 集中配線は普段室外機で慣れているかと思いますが、室外機がない為、当然内機での渡りとなります。
まとめ
PMACのシステム構造と計装工事で行う作業内容まで徹底解説!について書かせていただきました。
ポイントは?
メーカーが言うところのメリットとしては
- 室外機を置く為の広いスペースを確保せずに空調機能を思った機械を設置できる
- 室外機がなくなることによって、内機・外機間を渡らせている冷媒配管が不要になる
- 室内機・室外機の通信の渡り配線が不要になる
- 冷却水になることによってコストを削減できる
私が思うデメリット
- 天井内にかなりのスペースを要する。
- 冷却水から圧縮器のPMACは冷水や温水を作って送るチラー+空調機よりも、温度調整の精度が低くなる。
冷水と冷却水は何が違うの?
例)お湯を冷水と冷却水にする方法
- 冷水はお湯を冷蔵庫に入れる。
- 冷蔵庫に入れることで、外気などの温度よりももっと冷たい状態まで冷やす状態
- 冷却水はお湯を部屋に置いておく。
- 部屋に置いておくことで、お湯は冷えますが、(外)気温と変わらない温度までは冷える状態
冷却水はあくまでも、高温のお湯を常温まで冷やすための物であって、そこから冷やすことで冷水になる。
※あくまでも、調べた私の私見であります。
今回調べた結果思いのほかデメリットが見当たらず、あまり普及されていないのはなぜか少し疑問が残る結果となりました。
天井内のスペース確保はそれだけ現状難しいのかな?という印象も受けました。



同じ価格なら天井内を狭くして部屋を広く見せたいもんね~
また、今回は冷却塔に触れていませんのでこのも合わせて検討するとまた違った一面が見えるかもしれませんね。
冷却塔についても記事にしていこうと思いますので、一緒にこれからも勉強していきましょう。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。
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