【詳しく解説】モジュールチラーの制御内容について勉強しよう!

今回は計装工事をやっている方にはお馴染みの設備機械『モジュールチラー』について話していこうと思います。

この記事はこんな人におすすめ

  • チラーって何のために存在しているの?
  • チラーってどうやって配線すればいいの?
  • 主に使うチラーの制御ってどんなのがあるの?
  • 自動制御機器は何を使うの?

今回の記事を読むことでチラーについての知識が深まり、工事での間違いや悩みが減るようになります。

計装屋として一目を置かれるように一緒に勉強していきましょう。

では、本題に入ります。

目次

モジュールチラーって何のためにあるの?【結論:ドライヤーのコイルと同じ】

モジュールチラーとは熱源機械で冷水や温水を作り出すための機械となります。

ぴよ

冷水温水を作ってなにをするの?

まずはチラーの目的を説明していきます。

まずはチラーと空調機の関係性について必要があります。

  • チラーで冷水を作る
  • 冷水が配管を通じて空調機のコイルに入る
  • その冷水入りの冷たいコイルに空調機で風を当てる
  • 涼しい風が出る
  • 涼しい風はダクトを通じて部屋に入る
  • 部屋は冷えると同時に温かい風を還りのダクトに押し込む
  • 温かい風をまた冷えたコイルに当てる
  • 涼しい風が出る(2週目)
  • 涼しい風はダクトを通じて部屋に入る(2週目)
  • 部屋は冷えると同時に温かい風を還りのダクトに押し込む(2週目)
引用元:【初心者でもわかる】計装図とは何か?読み方を一から学ぼう!

身近なドライヤーをイメージしてみましょうドライヤーはどうやって温かい風を送ってますか?

ドライヤーは電気を熱に変えてコイルを温めてそこに風を当てることによって温風を出しています。

チラーはコイルの部分・空調機は風を送るファンの役割になってます。

制御内容について見てみよう

では、計装工事がこのチラーにどのようにかかわっていくかを見ていきましょう。

上の画像のように、チラーというのは複数台が並んで設置されるケースが多くあります。

これは温度制御をする際に普段は1台で冷やしたり温めたりしていますが、温度の要求が大きい時(すごく暑い日にめちゃめちゃ冷やしたい時など)には冷水や温水を作り出すスピードを上げないといけないので台数を増やして対応する形となります。

このように要求に合わせて機械を自動で必要台数まで増やすことを台数制御と呼びます。

機械を動かすためには必ず電気が必要でその配線を行うのが『電気』『計装』のお仕事です。

電気工事では機械を動かすための電源の配線をするのは現場経験者であればなんとなくわかると思いますが、では計装はどのような配線をすればよいのでしょうか?

結線図は各チラーメーカー様のサイトにアクセスしてみてほしいのですが、チラーにはお決まりのパターンがいくつかあります。

  • 『往き』『還り』の配管温度センサー
  • 『往き』『還り』の圧力センサー
  • 『還り』流量計
  • バイパス弁

上記4種類に関しては別記事に載せてありますので、合わせて読んでもらいたいです。

じゃあこの制御をするために配線をどうすればよいのか? 

チラーにはモジュールコントローラー(モジュコン)と呼ばれる機械が一緒についてきます。

モジュコンはチラーの頭脳になる部分ですね。

先ほどもお話ししたようにチラーは複数台設置されることが多いのですが、モジュコンがついているのはそのうちの親機である1台のみです。

他は子機と呼ばれて親機の指示で動くのみとなります。

配線はその頭脳であるモジュコンから各所の配管についている自動制御機器まで配線が必要になります。

その際の注意点をいくつか説明します。

  • 電源はチラー本体にもいりますが、モジュコンにも必要になります。(100Vor200V)
  • バイパス弁や流量計は基本的に電源が24Vになりますが、モジュコンは24Vを作り出すことができない。
    • つまり、電源は自動制御盤まで、制御信号はモジュコンへ配線する必要が出てきます。
  • チラー同士をつなぐ幹線の渡り配線が必要になる。(RS485と呼ばれる幹線)

この3点はたまに設計図から抜ける場合があるので事前に確認しておいた方が良いかと思います。

聞くことで感謝されることがよくありますね

次にモジュコン本体からの制御配線についてもパターンがあります。

  • 冷温水配管のバルブの配線
    • バルブから自動制御盤への配線
  • 冷暖切り替え信号の配線
    • モジュコン本体から自動制御盤への配線
  • 重故障・軽故障の信号配線
    • モジュコン本体から自動制御盤への配線
  • 遠方での発停・状態・故障
    • モジュコン本体から自動制御盤への配線

空調機へ送る為の配管は冷水と温水どちらもある為冷暖切替信号によってバルブを切り替えて送る必要が出てきます。

また、チラーが何十台とある場合にモジュコンを複数台付ける時があります。

その際に使うグループコントローラーは重故障・軽故障を出せない機種もあるので、気を付けてください。

まとめ

【詳しく解説】モジュールチラーの制御内容について勉強しよう!について今回は書かせていただきました。

今回の記事のポイント

チラーで行う工事にはどういったものがあるか?

  • 往き』『還り』の配管温度センサー
  • 『往き』『還り』の圧力センサー
  • 『還り』流量計
  • バイパス弁
  • 冷温水配管のバルブ
  • 冷暖切り替え信号
  • 重故障・軽故障の信号
  • 遠方での発停・状態・故障
  • モジュコンと親機・子機を結ぶ幹線

配線工事が必要!

工事をするにあたっての注意点

  • 電源はチラー本体にもいりますが、モジュコンにも必要になります。(100Vor200V)
  • バイパス弁や流量計は基本的に電源が24Vになりますが、モジュコンは24Vを作り出すことができない。
    • つまり、電源は自動制御盤まで、制御信号はモジュコンへ配線する必要が出てきます。
  • チラー同士をつなぐ幹線の渡り配線が必要になる。(RS485と呼ばれる幹線)
  • グループコントローラーは機種によっては重故障・軽故障は出せず、一括警報のみ

いかがだったでしょうか?

チラー工事は熱源工事では必ず出てくる大切な工事となります。

今回勉強したことを活かして、設備屋さんなどときちんと打ち合わせて不備がないように工事を進めていきましょう♪

最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。

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